子供向けのプログラミング教育が展開されてきています。
それは、ゲームとして遊びを通して行うコンテンツがあるほか、学校の授業の一環として行うケースもあるようです。
こうした動きは、日本だけではありません。海外の方がもっと顕著です。
ここでは、アメリカ・シンガポール・エストニア・イギリスを例に挙げます。
これらの国々では、義務教育にプログラミングを盛り込む動きが加速しています。
アメリカは、その重要性が有名人を通してアピールされています。
そして、小学生の授業項目で必修化させる動きがあります。
シンガポールは、すでにその教育が実施されています。
早めに対策に乗り出して、国内の優れたIT技術者を増やす狙いがあります。
エストニアは人口150万人の小さな国です。
しかし、国際競争力を高めるために小学校1年生からの履修開始を掲げています。
イギリスでは、まずは教師に対する知識の充実を図ることを決定しました。
このように、各国ともも国家の成長政略の一環として取り入れることを検討しています。
小さいころから学ぶことによってコンピューター関連の仕事に触れる機会を増やす狙いがあります。
そしてプログラマーの人材育成につながることを期待しています。
ここで、現在日本で行われている子供向けプログラミング教室の内容紹介をします。
小学生向けの教室は、遊び感覚で楽しく行うことによってその楽しさを感じることから始まります。
こうして違った面からプログラミングに触れていくという教育に取り組むうちに、センスや感覚が磨かれていきます。
中高生向けの教室は、明確な目的をもって課題をクリアしていきます。
教室に通う形の教室もあれば、自宅においてインターネットで行う教室もあります。
月謝は、月額10000円からが主流です。
決して安くはない金額ですが、入会希望者は増加傾向にあります。
各教室も、特色を持たせた授業内容になっています。
おもにデザインのセンスに重点をおいているケースもあれば、数式の組み立てに重点を置いているケースもあります。
このようにいろいろなタイプの教室がありますので、子どもの希望や特性に合わせた教室を選択することができるのも魅力です。
こうした教室では、アプリを開発する合宿も開催されています。
夏休みなどの長期休暇を利用して、合宿を行い、小学生でありながらゲームを開発する子どもも現れています。
そのほかには、インターネットのプロバイダー提供会社が子供向けにワークショップを開催しています。
さらには、その重要性を説くために保護者向けのセミナーも各地で行われています。