WEB業界で働こうと思ったらその業界のことを知る必要がありますが、最初はわからないことも多いでしょう。わからないことだらけで何から手をつければいいのか、どうすればいいのか迷ってしまう人のほうが大半だと思います。最初は自分の得意なことを見つけることから始めましょう。自分は何が得意なのか、その得意分野の技術を1つでも多く身につけることができるように努力しましょう。勉強をする段階では何をしてもフレッシュです。新しいことばかりが入ってきますが、入ってきたことが最初はわからなかったとしても段々やっていくうちにわかっていくようになるでしょう。わかってきて増えてくればここからが楽しいことの始まりです。仕事を楽しいと思えるようになるはずです。

しかし楽しい、自分の得意分野だけにとらわれてはいけません。そうなるとその分野だけにとらわれてしまって成長することができなくなるからです。一度は立ち止まり、そして振り返ることも大事です。すべての技術を自分ひとりでできるようになって活躍できればいいというわけではありません。

どの技術を使えばこのようなことができるようになるのか、頭の中にたくさんの引き出しを作るのです。引き出しは多ければ多いほど活躍につながります。こうした情報を引き出しの中でたくさん持っていることが、WEB業界で製作をする際のスキルアップにもつながります。

スキルを身につけること、それは成長するなかで得意分野を中心にしてスキルアップをしていきます。得意分野といえばどうしても偏りがちかもしれませんが自分でやるのではなくて、どのような技術で物事そのもののメカニズムが動いているのかという根本的なロジックと呼ばれる部分に興味を持ちましょう。具体的にいえば、スマートフォンで利用しやすいフォームを作るためには何に気をつけて作成をすればいいのか、リアルに問題を聞くためにはどういった技術を身につけておく必要があるのか、コンバージョンを得られるバナーの傾向についてはどうすればいいのかなど色々と考えることがあります。

それらを頭の中で整理しておくことが重要です。仕事を依頼された場合にそれらに配慮できるのか、それは色々なことに興味を持って流行を把握していつでも新しい情報を短時間で考えられる状態にあるのかということがキーポイントとなります。仕事をくれる人の要望を知り、その要望に沿って結果を出すことがWEB業界では一番重要なことなのです。