IT業界の仕事量に比べての給料について

IT業界で時々言われることとして、IT業界はブラックなのではないかという事が挙げられます。
これは企業によるというのが実際の所です。
企業によっては労働時間が長いにも関わらず収入が伸びていかないという企業は実際のところあります。
ですが、他の業界でもそれは多少なりともあるので、それと比べてIT業界の企業が極端に多いかと言うとそれは違うと言えます。

労働時間に比べて収入が低くなりやすいケースとして、プログラマーとしての作業の仕事をずっとしてしまうケースがあります。
プログラマーは製造業で言う所の派遣社員に近い仕事を行なう事も多いです。
比較的始めやすい仕事ですが、単純作業の面が強いため、それだけをこなしていても収入が伸びにくい面があるのです。
プログラマーはIT業界のきっかけとして始めるには良い仕事ですが、ずっとプログラマーだけで収入を伸ばしていこうと考えるのはやはり無理があります。

目標を持ってより上流の仕事を

IT業界の仕事でも高収入の方は多くいます。
むしろ、IT業界では店舗などの固定費がかからない分利益率としては良い事が多く、本来は収入が高くなりやすい業界なのです。
それでも安い収入になっているのは、作業的な仕事をしているからという事が挙げられます。
仕様書などがすでにあり、それに従って細かなパーツなどを作るという仕事では、やはり収入が伸びにくいのです。

これを打破するには目標を持ってより上流工程の仕事ができるようにスキルや実績を磨いていく事が大切になります。
プログラマーはプログラミングのみしかできないため、作ろうとしているサービス全体を考えたり、その作り方などをイメージする事ができません。
これをできるようにする事で、労働時間は短いのに収入を高くしていくという状況にしていく事ができます。

そのためにはより幅広い事を学ぶ必要があります。
サービス全体をプロジェクトとしてマネジメントして作り上げる事ができるような能力が必要になってきます。
一見とても難しいようにも見えますが、IT業界で活躍している方は若い方も多いです。
つまり、目標を持って必要な事を学んでいく事で、指示だけを受けて作っていく側からこちらがサービス全体を作る側に回る事ができるのです。

20、30代で高収入も

実際こうした必要なスキルを学んだ方は20代後半や30代でも年収で1000万近く、もしくはそれを超えるような高収入を得ている方も比較的多いです。
可能性としてはとてもあるので、ぜひ高い目標を持って仕事をしていく事をお勧めします。
もちろんたくさん学ぶべき事があると思いますが、興味を持って取り組んでいると意外とスムーズに勉強なども進み、サービスの構築に必要な事も学んでいく事ができるはずです。