IT業界は本当に忙しいのか

IT業界でよく聞かれる事に、毎日仕事が終わるのが終電近く、時には徹夜をする事もという話があります。
これは本当なのか不安になる方も多いと思います。
しっかりと仕事を頑張る気持ちでいても最初からこうした話を聞くと、やはり自分で大丈夫かと考えてしまう方は多いです。

ここではIT業界が本当に徹夜するほど忙しいのかについてご紹介していきます。
実際の所を知る事であなたの仕事選びの参考になるはずです。

企業による所が大きい

徹夜が多くなるかどうかは企業による所が大きいと言えます。
ずっと忙しい企業も中にはあるので、そうした企業では徹夜をしても頑張るという方もいます。
こうした企業を避けるには求人の入念なチェックと、面接の際の質問の機会にそれとなく聞いてみる事をお勧めします。
それでも実際の所が分かりにくいなら、見学などができないかを聞いてみると良いでしょう。
実際のオフィスなどを見せてもらえばある程度の雰囲気が分かるはずです。

忙しく徹夜続きの職場なら、社員の方も黙々とPCに向かって作業をしており、あまり気軽な雑談などもない事が多いです。
やはり実際に見てみるのが最も確実な確認方法と言えます。

また、ずっと忙しい訳ではないけれど、時々忙しくなるという職場もあります。
システムなどを開発している職場では、スケジュールに沿って仕事が進められていきます。
進捗がスムーズに行っている場合にはそれほど残業せずに帰宅できる事も多いですが、バグやトラブルが発生するとその対処に追われる事になります。
進捗が遅れてしまうとそれだけ納期までの時間もタイトになってしまうので、残業などが増える可能性が出てきます。

また、プロジェクトによってはプロジェクトがスタートしたら人員が足りない事が分かったというケースもあります。
この場合、一人のスタッフにかかる負担が大きくなるため忙しくなりやすい傾向にあります。
このように、時々忙しくなるという企業は比較的多い傾向にあります。
ですが、こうした事は他の業界でも時々ある事であるので、IT業界に限った事ではないかもしれません。

必ず企業ごとに最終確認を

このように、徹夜続きになるかは企業による面がとても大きいので、仕事選びの際に慎重になる事をお勧めします。
求人をチェックする際には入念に企業情報をチェックして、激務になりそうかどうかを色々な面から判断していきましょう。
そして、前述のように最終的には面接での面接官の方や実際の職場風景の様子から判断すると良いでしょう。

IT業界でもやりがいを持って、時間にも余裕がある状況で仕事をしている方も多くいます。
ぜひそうした方を目指して仕事をしていけるように頑張りましょう。