最近のWebデザインが変わりつつあります。
これは、スマートフォンやタブレットの普及に伴い、モバイル端末でも見やすいページ作りが求められているからです。

主な特徴を紹介しましょう。
まず、レスポンシブWebデザインです。これは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどの各端末に対して、それぞれに適した画面を自動で表示して対応することができる手法です。
マルチデバイス対応として、起用しているサイトが増えています。

また、縦スクロールも大幅に増加しています。以前は縦スクロールは見難い言われ敬遠されてきましたが、スマートフォンの普及によって見直されています。
縦スクロールのページは、スクロールダウンするだけで、より多くの情報を閲覧できるように作られています。
1ページにまとめられているので、見やすくシンプルでスタイリッシュなデザインです。

モバイル機器からのアクセスが多く、1ページにまとめた方がわかりやすい内容、更新が頻繁で、画像や動画を多用していないのであれば縦スクロールの導入を検討するのも良いでしょう。
また、ページをスクロールしてもメニューが表示されている固定ナビゲーションは、閲覧者にも見やすく使いやすいページになり、お勧めです。

最新のトレンドでは、フラットデザインが人気です。
フラットデザインはリッチデザインの対義語で、リッチデザインは立体的であったり写実的であったり、凝ったデザインが特徴です。
フラットデザインはメリハリのある色を使うスタイルで、シンプルな印象があります。
パーツだけではなく全体で統一された雰囲気にすることが重要です。過剰な装飾がないため、機能面や操作性にも長けています。
各業界からも注目を浴びているフラットデザインは、今後更に様々なシーンで目にすることになるでしょう。

パララックスエフェクトも注目すべき存在です。
別名で視差効果と言われ、複数の画像のスピードを調整し立体的なアニメーションを生み出します。ダイナミックな視覚効果や、見て触れて楽しむことができる、と言った特性があります。

このパララックスエフェクトを使用すれば独創的な演出が可能になり、刺激のあるWebページを作ることができます。
このように、現在のWebデザインの主流はマルチデバイスに対応したシンプル化が進んでいく一方で、魅力ある効果で閲覧者を惹きつける手法も注目されています。
伝える手段は多種多様です。自分が何をどう表現したいのか、慎重に吟味して検討していくことが大切です。